カウンセラーをめざす人 Q&A

カウンセラーになりたいという人からの質問が多いので、
Q&A方式でお答えします。



Q1・カウンセラーになるためにはどうすればよいのでしょうか?

・・・質問が漠然過ぎるのですが・・(爆)


Q2・カウンセラーの資格はどのようなものがあるのですか?

カウンセラーの資格は本当にたくさんあります。挙げればキリがあり ません。誰も聞いたことがないような資格もたくさんあります^^; カウンセラー資格の中で、代表的なものは「臨床心理士」でしょ う。これはダントツです。 何がダントツかというと、取得することの難しさ(指定大学院修了が必須)がです。他に有名なのは「産業カウンセラー」でしょうか。その他色々ありますが・・・・・


Q3・カウンセラーの仕事に就職するのに有利な資格を教えてくださ い。

臨床心理士の資格を持っていれば、なんとかどこかの病院とかにもぐ りこめるかもしれません。それ以外は、まず有利な資格などないと思います。 臨床心理士は試験を受けるために実践経験が必要なのですが(最近は必要ない大学院もあります)、その経験を積むための場所さえも見つからないという、臨床心理士のタマゴ が結構います。--;
臨床心理士を取得していれば、非常勤で公立学校のスクールカウンセラーにはなれると思います。いきなりの現場は大変だと思いますが。


Q4:どうして経験積むための場所すらないのですか?

カウンセリングの求人そのものが少ないし、 職場がまだまだ少ないのです。カウンセリングもまだ一般化してないし、ようやく最近でしょう・・・知られるようになってきたのは。


Q5・臨床心理士の資格の取り方について教えてください

大学、大学院で心理学、あるいは隣接した学科を修了して、1年、又 は2年の実践経験を積んでから、ようやくに受験資格を得られます。 ちなみに1次試験は100問のマークシート形式と論文のテスト、二次試 験は面接という手順で、合格率は60−70%という、結構厳しいも のであります。単純に、今から大学に入って目指すとなると、資格取 得までに最短でも7−8年かかります。詳しくは、
ココを見てください


Q6・卒業したらすぐにでもプロのカウンセラーになれるという養成講座の広告を見ましたが・ ・・

そのような宣伝文句で人を集める悪徳養成学校・講座もあるので、だまされてはいけません。よく下調べをしましょう。実際に、そこの養成学校が経営しているカウンセリングルームにもぐりこめるということもあるかもしれませんし、良心的な養成講座もあります。実情は色々ですので、良く調べたほうが良いですよ。


Q7・今から大学院に行く気力などありません・・・カウンセラーになれる方法は他にありませんか?

可能性としては、民間のカウンセリングセンターが主催しているよう な養成講座に通いながら、そこにそのままもぐりこんでしまう方法。 可能性は1%位あるかな?

民間のカウンセリングセンターに弟子入りする方法もないことはない かな?もぐりこめる確率は1%くらい。

若い人ならば、心理系の大学を卒業して、公務員試験の「心理」区分 というのがあるので(国家、地方、家裁調査官など)、それを受けて合格すれば、児童相談所の心理判定員とか、家裁調査官とか、鑑別所の心理技官とか、公立病院の心理職とか、身体障害者福祉センターの心理職なんかになれます。ただし、倍率は ヘタすれば3ケタに近い!

あとは、自分で勝手に開業してしまう方法。ただし、経験ゼロで開業するのはあまりに無謀!です。やめましょう。

病院の心理職は、ほとんどが大学か,大学院で心理学を専攻した人で、臨床心理士か、あるいはそのタマゴです。それ以外の人がもぐりこめる隙間は、今となっては99%ないでしょうね。

会社に相談室がある場合、人事や労務担当の社員がカウンセラーになっているケースもあります。産業カウンセラーの資格を持っている人が、会社で相談室を開いたなんてケースもたま〜に聞きますよ

ボランティアで良いのならば、命の電話とか、それに準じたもの。

看護婦とか、福祉士とか、介護士とか、普段人と接する仕事を主にしている人は、カウンセリングの勉強をして、普段の仕事にそれを生かしていくというのが良いのではないかと思います。


その他、最近はこれでも昔よりはかなり恵まれているので、探せば色々あると思います。特に教育関係は、スクールカウンセラー制度が導入されているので(ただし、臨床心理士かそれに準ずる人しかなれない都道府県が多い)仕事的にはそれをしている人は多い。あとは、心の教室相談員とか、教育センターの相談員とか

心理職の公募は少なく、何かしらのコネ、紹介、などで仕事が回ってくる事が多いです。現状としては、即戦力を求められる事が多いので、経験や実績がある人は仕事が色々と回ってくるし、まだ新人の人はどうしても少ないパイを奪い合うと言う事になるのではないでしょうか?

さて、最近ではなぜかこの業界が異常なほどブームになってます。そこで私の方から逆に皆さんにお聞きしたいのは、

「皆さんはどうしてカウンセラーになりたいのですか?」と言う事です。


「他人の役に立つ仕事がしたい」「人と関われる仕事だから」「心理学に興味があるから」「私自身悩んだ経験があるから」「人の話を聞くのが好きだから」「簡単に出来そうだから」

それはそれ、人それぞれ理由はあると思いますし、それはそれで良いと思っています。


職業選択は自由です。けれども、単なる憧れ(カッコイイ?横文字職業だから)、他人よりもエラク?見られそう、権威がありそう、自分が他人に感謝されたいから、自分が癒されたいから、何となく将来有望そうだからなどなど、「自分の利己的な欲求を満たすためだけ」にこの職業を望まれている方は、もう一度じっくり考え直してみてください。


最後に一番シビアな質問


Q8.カウンセラーで、食えるんですか?それで生活出来るのですか?


経済的な安定を望むと言う事であれば、狭き門をくぐり抜け、常勤の心理職を目指してください。将来の事は分りませんが、今現在、最低限の生活は出来るハズです。そういう意味では、食えますし、実際これで多くの人が生活しています。

しかし、実際はこの業界は非常勤で雇われている場合が多く、カウンセラーの多くは幾つかの非常勤を掛け持ちで心身を削って仕事をしています。

非常勤の代表的なものは、公立学校のスクールカウンセラーでしょう。スクールカウンセラーは時給が高いと言われていますが、年収に直せばたいした事はありません。それに、しょせん年度契約の非常勤です。身体を壊したらそれでお終いです。休職制度も有給休暇もありません。ついでに、健康保険も雇用保険も年金もボーナスもな〜んもありません。臨床心理士があまっている都道府県(東京都など)では、仕事が出来なければ年度途中でもクビになります

時給が高ければまだ良いですが、非常勤の病院・医療関係の時給なんて・・・・・・・・

食える、食えないと言うのは、それぞれのケースバイケースです。例えば、「画家で生活できるのですか?」と言う質問を考えて見ましょう。食える人、食えない人色々いますよね。カウンセラーも同じです。中には年収ウン千万の人?もいれば、年収100万以下と言う人もいます。

いずれにしても、常勤の職を得たというカウンセラー以外は、経済的な安定性は得られていないのが現状でしょう。どのような人生を送りたいのか、その辺りをじっくり考えて職業を選択しましょう



                                                           
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