カウンセリングの受け方・ガイド・改訂版(よりくん流)

私自身がカウンセラーであるため、クライエント側から書いたものとは異なるかもしれません。何らかの参考になれば幸いです(2004・6)


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カウンセラーを選ぼう

始めてカウンセリングを受けよう!そう思ったあなたは、どんな気持ちですか?ドキドキ?緊張?不安?期待?
自分ではカウンセリングなんか受けたくない!と思っていたのに、周囲の人に勧められてイヤイヤ、シブシブ・・・・なんて方もおられるかも知れませんね。

いずれにしても、まずは、カウンセラーを選ばなければ話は始まりません。さて、どうすべ?

カウンセラーと一口に言ってみても、ピンからキリまで色々なカウンセラーがいます。自分にぴったりのカウンセラーを選べれば良いのですが、いつもうまく行くとは限りません。

他のページにも書きましたが、カウンセラーも自称、他称色々いますし、資格もピンキリです。一応信頼できる資格を持っていても、これまたピンキリで色々といます。

ピンキリというのは、まずは知識や技量などの力量ウンヌンと言う事です。最低限の知識も技量もない場合は論外ですが、力量が一定レベル以上であるならば、最も重要なのは個人的には
「相性」ではないかと思います。

本など書いている有名なカウンセラー、あるいは評判の良いカウンセラーであっても、果たして自分と相性が良いか、自分の望んでいるようなサービス(敢えてサービスと言いますが)を得られるかどうかは、受けてみないと分からないというところが実情です。

多少なりとも事前に直接カウンセラーと電話ででも話が出来たり、その人の考え、価値観、雰囲気、どんなケースが得意分野か、専門は何か、どのようなスタイルをとっているのかなどが分るのであれば、ある程度の判断はできるのではないかと思います。個人的には、出会いも運命かな・・・などと思ったりして



目的をハッキリさせましょう

カウンセラーを決めたなら、あるいは決めるためには、なぜ自分はカウンセリングを受けたいのか?何を望んでいるのか?をハッキリさせたほうが良いでしょう。

例えば、ただ話を聞いて欲しいだけというのもよいでしょうし、性格テストを受けて自分を知りたいというのでも良いでしょうし、何らかの症状を治したいというのでも良いでしょう。アドバイスを受けたい、自分自身を見つめなおしたい、自分を変えたいなどでも良いでしょう。とにかく目的をハッキリさせることと、それをカウンセラーにきちんと伝えることです。

例えば、何らかの専門的なアドバイスを望んでいるのに、話を聞くことをメインとしているカウンセラーのところに行っても、希望のものは得られません。

もし、実際会ってみたら緊張して上手く話が出来ないかも・・・・という不安な方は、事前に文章で書いてそれを持っていっても良いでしょう。

カウンセリングを受ける動機として、「いや,なんとなく」とか、「カウンセリングでも受ければ人生変わるかと思いまして」・・・などという事だけで、実際に自分では何も考えていないというのはちょっとこちらも困ります。(あまりこういう方はいませんが・・・・)

カウンセリングは万能ではないので、なんでもかんでも対応出来るわけではありませんし、魔法ではないのでカウンセラーが自分の人生を180度変えてくれるなどと過度に期待されても困ります。他でも書きましたが、
カウンセリングはあくまで人生のカンフル剤、あるいは料理のスパイスのようなものです。


カウンセリングを受けている最中
カウンセリングを受けてみて,なんとなくカウンセラーとは話難い、どうもイマイチ相性が悪い・・・・・・などと言う事を感じたときは、早めに他のカウンセラーに切りかえるという方法もあります。あるいは、話難いと言う事をカウンセラーに正直に伝えるのも良いでしょう。せっかくカウンセリングをしてもらっているのに失礼かな?などと思わずに,遠慮なく言ってもらった方がお互いのためです(笑)それで正直に自分の気持ちを伝えられたと言う事で、逆にカウンセラーとの距離が縮まって、以前よりもなんでも言えるようになったなどという場合もあるでしょうし、やっぱりカウンセラーを代えるなどという場合もあるでしょう。
ちなみに、そのときの対応で、カウンセラーの力量が分かるのではないかと思います。もし、「私はこんなにも一生懸命やっているのだ!」などとカウンセラーが怒り出したり、クライエントであるあなたを責めたりなどと言う事をしたのならば、そのカウンセラーはその程度の力量しかないというわけです。そんなときは,迷わずカウンセラーを変えた方がよろしいかと思います。


カウンセラーを好きになってしまった。恋愛感情を持ってしまった・・・異性間では、こんな事が時々起こります。カウンセラーがクライエントに恋愛感情を持ってしまったなどというのは論外ですが、クラエイントがカウンセラーを好きになるというのはありえることです。多かれ少なかれ、多少カウンセラーに好意を持つ程度ならば良いかも知れませんが、本気になるのは止めておきましょう。恋愛は,カウンセリングの世界ではなく、日常世界で行なうべきです。カウンセラーとは恋愛対象として会っているのではないですし、カウンセリングは非日常的な特殊な世界ですから。。。もし,どうしても自分をコントロールする自信がない方は、最初から同性のカウンセラーを選びましょう。
カウンセリングを受けているのに何も変わらない。むしろ、余計悪くなったようにも思う・・・・・こんな場合も時々あります。実際の所、確かに今までいじらずにソオッとしておいたところを手術でもするかのように色々と刺激する事もあるので、一時的に悪くなること、ひどく気分が落ちこむこと、嫌なことを思い出すことなんかはよくあることです。普通は、なるべくその人が耐えきれなくなるほど深く突っ込むことは避けますが、カウンセリングの手法の中にはとことんまで深く突っ込むというものもあります。又、何らかの要因でカウンセリングが悪影響を及ぼしてしまっている、そのカウンセラーの手法が、クライエントの問題解決には合わない、クライエントに合わないということも考えられます。悪くなったらなったと、カウンセラーに伝えてみましょう。場合によっては,カウンセリングの中止も考えなくてはいけないので。時間や期間がとても長い場合もありますが、ゴールが見えずに不安なときなども、カウンセラーに聞いてみるのが良いでしょう。

結局の所、カウンセリングを受ける前、受けている最中に疑問点、不安点、希望、お願い?などが出てきたら、カウンセラーには何でも遠慮せずに言ってみるのが良いのではないかと思います。遠慮してしまう方も多いようですが、まともなカウンセラーであれば、キチンと答えてくれるはずです。

こちらとしても、クライエントが何を考えているのか知っている方がやりやすいです。



結局はコミュニケーションなので


カウンセリングの終結に向けて

終結については、一応それにておしまい。もう一生カウンセラーとは会わないということもあるでしょうし、又何らかの話題でカウンセリングが始まることもあるでしょう。

何だか,一生のお別れというと寂しい気がお互いにするものですが、終結後しばらくして、「ちょっと又色々ありまして・・・」などという事でカウンセリングが始まることはもちろんあります。それはそれで良いのではないかと思います。ストーカーのようなカウンセリング依存症、カウンセラー依存症ということではちょっと困りますが、うまく利用する分には何ら問題はないでしょう。
慣れているほうが、話もしやすいでしょうし


おまけ

カウンセリングがスムーズに進行するのは、クライエントがある程度自分で問題をなんとかしようとしている。そして、多少の手助け、プラスアルファとしてカウンセリングを受けてみようと思っている・・・・などと言う場合のように思います。

全てカウンセラーにお任せ、全て頼りにしているなどと言う場合は、カウンセラー、クライエント共にいつかは共倒れになる危険性が高いのではないかと思います。

カウンセリングは、クライエントとカウンセラーの共同作業のようなものです。何かを創造していく過程とでもいいますか。お互いにあーでもない、こーでもないとやりあううちに、なんとなく形が出来て来るような気がします。あくまでも、主役はクライエントの方ですが。


                                       
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